絵童話『ふしぎの森のヤーヤー』 内田麟太郎・文

からだは子ブタみたいで

耳はウサギみたいな男の子・ヤーヤーと、

その家族、お父さんと お母さん、モニモニ一家。

ぼくたちは、ふしぎの森にすんでいます。


童話ふしぎの森のヤーヤー

内田麟太郎・作 高畠 純・絵
 出版社・金の星社 定価・1,155円)




ええと…、ぼく、ヤーヤーです。

この森には、へんてこななかまたちが いっぱいいるんです。

ぼくは、さんぽが大好きです。

でも、さんぽにでるたびに、

いつも へんてこな仲間とであって・・・。


   ことばあそびや ナンセンスの楽しさ、

   冒険・感動がいっぱいのファンタジー作品。
   
   小学生になったら、ページ数が増えた

   絵童話も楽しいです。


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絵本『ふっくらふしぎなおくりもの』 佐藤さとる・作

「むかし むかし、 あるところに、

おじいさんと おばあさんが いました」で はじまる 昔話。


この本にはじめて出合ったときから、

心ひかれてしまいました。


絵本『ふっくらふしぎなおくりもの』

(佐藤さとる・作 岡本順・絵
 出版社・ポプラ社 定価・   円)




お正月に小さな鏡餅をつくって、棚にそえました。


ある日のことです。

ねずみが いっぴき 鏡餅をかじろうとしていました。

鏡餅を小さくわって、「ほれ、たくさんあるから もっていきな」

そう言いながら、

おばあさんは 川へ せんたくに、

おじいさんは 山へ 芝刈りにでかけていきました。


山へ行った おじいさんの前に、

ねずみがいっぴき とびだしてきて、

おじいさんの顔を見上げながら、

ついてくるようにと、合図をするでは ありませんか。・・・


   こんなに あらすじを紹介してもいいのかしら、

   と思うほど 載せたくなったのは、

   今は手に入りません とのこと。

   復刊 なんてことはないかしらと 願ってのことです。


おじいさんが ねずみに ついて 歩いていくと、

今までみたこともない 山みちへでました。

ねずみを 追いかけて なおも歩いて いくと、

背中の荷が軽くなり、息も楽になりました。

腰もピンとのびて、若返ったのです。


ねずみが うたってくれた うた

 ♪ふっくら ふくのかみの みち

   あっちから こっちは わかくなる

  こっちから あっちは としを とる

  ふっくら ふしぎな ふくの みち


若くなった おじいさんは、考えました。

自分だけ若くなったら、おばあさんが かわいそうです。

もとの 年寄りにもどって、

おばあさんを 迎えにいって、

もういちど、あっちから こっちに 歩いてこよう。


おじいさんは、もとの おじいさんになって

おばあさんに 話をしました。
   

すると、おばあさんは、

「わたしはね、おじいさんと ふたり いっしょに としを とってきて、

 とても しあわせですよ。

 だから、また わかくなって、

 もう一度、としを とりなおすなんて、ごめんです」


おじいさんは、山に戻って、

「ふくのかみさま ありがとうさんで ございました。

 でも、わしらは このままで いい ことに したから、

 どうぞ ふくのみちは もう ふさいでください」


ふしぎな ふくのみちは 消えてしまいましたとさ。


    もし いまよりもっと 若かったら と、 

    ないものねだりをしている 私に、

    そのままで いいんだよって 教えてくれた お話でした。



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